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冷却フィンのクリーニング

冷却フィンとは、エアフィルターの背面にある、アルミ製の熱交換機のことです。ここが汚れていると、エアコンの運転効率が悪くなり、電気代もかさんでしまいます。ですので、最低、年に1回は掃除されることをお勧めいたします。

冷却フィン

ところで、冷却フィンの表面には、親水性皮膜剤が塗布されています。これはどのような目的があるのかといいますと、フィン表面を親水性にして、エアコン運転中に冷却フィン上に発生する水滴を流し去りやすくして熱交換効率を維持するとともに、さびや細菌の発生を抑制しています。

冷却フィンを掃除するときに、「●ジックリン(以下、CN)」をスプレーする人がおられますが、これは強アルカリ性のため、せっかくの親水性皮膜が傷んでしまいます。また、CNを薄めたり、これと同じような性質の商品も販売されていますが、親水性皮膜を傷めない反面、洗浄力が十分でなく、冷却フィンの汚れを落とすことができません。

そこで、私が使っているのが、『エアコン内部クリーナーシュ!シュ!』です。

エアコン内部クリーナー シュ!シュ!

これは、CN等とはまったく別のもので、成分が電解アルカリ水です。電解アルカリ水というのは、普通の水に比べて粒子が細かくなっており、汚れの下に潜り込んで汚れを浮かし、それらを落とし去ることができます。

なお、電解アルカリ水も強アルカリ性なのですが、珪酸塩を加えることで中和されています。そのため、冷却フィン表面の親水性皮膜を傷めることがありません。

成分


それでは、以下、冷却フィンのクリーニング方法についてご説明いたします。

なお、ファン(送風機)もクリーニングする場合は、ファンを掃除する際に40分間の放置時間がありますので、その時間を利用して冷却フィンの掃除をすれば時間を短縮できます。詳しくは、「ファン(送風機)のクリーニング」をご覧下さい。

<準備するもの>
・エアコン冷却フィン洗浄剤 『エアコン内部クリーナー シュ!シュ!』 株式会社ケミコート
※1本で1台分です。

実際にクリーニングをする際は、「エアコン内部クリーナー シュ!シュ!」記載の使用方法や注意事項も併せてご覧下さい。

1.まず、エアコンの運転をオフにして、電源プラグを抜きます。

2.冷却フィンを完全に露出させて掃除したい場合は、エアコンの本体カバーを取り外します。本体カバーの取り外し方法は、「本体カバーのクリーニング」をご覧下さい。本体カバーを外さない場合は、前面パネルを開き、エアフィルターを取り外して冷却フィンを露出させます。

3.本体カバーを取り外した場合、電気系統も露出されます(多くは、エアコンの右側です)。ここは濡らしてはいけない箇所なので、ラップをかけるなどして保護します。

電気系統の保護

4.冷却フィンのホコリなどを掃除機で吸い取ります。

冷却フィンの掃除

5.「エアコン内部クリーナー シュ!シュ!」の缶をよく振って、フィンから5cmほど離して、フィンに沿って上下にスプレーします。
※「エアコン内部クリーナー シュ!シュ!」は、1本でエアコン1台分です。途中で不足することがないように、まず缶の半分量を目安に冷却フィン全体にスプレーし、残り半分量を使って、再度フィン全体をスプレーするようにすれば、スプレーされない箇所が残らずお勧めです。

エアコン内部クリーナのスプレー

6.汚水はドレンホース(排水管)を通じて、部屋の外に排出されます。
※「エアコン内部クリーナー シュ!シュ!」の取扱説明書には、「水洗いして洗い流す」とありますが、その必要はありません。もし、どうしても水洗いしたいという方は、5分間煮沸してカルキを抜いた湯を冷まして、それをスプレーして下さい(カルキがあると、フィン表面の親水性皮膜剤を傷めてしまいます)。

7.10分間ほど自然乾燥させ終了です。

8.エアフィルターや本体カバーを付け直します。

9.電源プラグを戻します。


以上が、冷却フィンを掃除する方法です。実際にやってみると、非常に簡単です。是非、お試し下さい。

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2007年07月01日 08:34に投稿されたエントリーのページです。

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